バーナム氏、米補佐官のふりをした人物とのやり取りを恥じてはいないと

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イギリスのアンディ・バーナム首相は18日、アメリカのドナルド・トランプ大統領の首席補佐官のふりをした人物とメッセージをやり取りしたことについて、恥じてはいないと述べた。
バーナム氏は、今回の件で恥ずかしい思いをしているかとメディアから問われ、「いや、そういうことはない。やり取りはごくわずかで、何ら影響があるものではなかった。すぐ、報告する必要があると気づき、そうした」と答えた。
そして、「私は正しい方法で対処した。政治家は皆、こうした圧力や困難に直面しているが、私はすべて正しく行動した」と述べた。
この問題に関与した人物の特定と、システムの改善でどんな措置を取っているのかとの質問には、英米両国が「適切な措置」を取っていると主張。ただ、詳しい説明はしなかった。
この問題は、米ニュースサイトのポリティコが最初に報じた。それによると、バーナム氏はスージー・ワイルズ米首席補佐官を名乗る人物と連絡を取っていた。
両者のやり取りはテキストメッセージで行われ、会話はなかったとされる。
野党議員が調査を要求
野党・自由民主党のジェイムズ・マクリアリー議員は、今回の出来事を「甚だしいセキュリティー侵害」と表現。議会の情報安全保障委員会(ISC)に対し、調査を検討するよう文書で求めた。
同議員は、首相の通信の安全は「絶対的な優先事項であるべきだ」と主張。「このような侵害がなぜ起こり得たのかを理解しなければ、繰り返される危険性がある」とした。
首相官邸は17日の時点で、メッセージのやり取りがいつ何件あったのかや、メッセージアプリ「ワッツアップ」で行われたのかについて、明らかにしなかった。
米ホワイトハウス関係者は同日、今回の問題はワイルズ氏の携帯電話がハッキングされた件とは「全く関係ない」とBBCに話した。BBCはこれまで、ワイルズ氏の私用携帯電話が昨年5月にハッキングされ、連邦捜査局(FBI)が捜査していると報じている。
トランプ氏の主な盟友のワイルズ氏は当時、自分の連絡先ファイルを使ってなりすまし犯(単独または複数)が米高官らにメッセージを送り、その後に自分の携帯電話がハッキングされたと周囲に話していた。
イギリスの著名政治家で、なりすまし犯と接触したのはバーナム氏が初めてではない。
英外務省は2024年、当時のデイヴィッド・キャメロン外相が、2014~2019年にウクライナ大統領を務めたペトロ・ポロシェンコ氏を装った人物からのいたずら電話の被害に遭ったことを認めている。
首相も務めたキャメロン氏は、ポロシェンコ氏を装った人物と、テキストメッセージのやり取りもしていた。
同省は、このやり取りが「悪用」される恐れがあることから、詳細を公表したとした。










