10年行方不明の猫が帰還、飼い主の30歳の誕生日に 英ウェールズ

身体は白く、背中と顔に茶色いもようの入った猫が、座って下を向いている

画像提供, Lucy Robertson

画像説明, ハナさんによると、チャーリーは「少し気が強い」猫だという
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アンガラッド・トーマス記者(BBCウェールズ)

英ウェールズで10年前に行方不明になった13歳の猫が、無事に家に帰ってきた。

2016年、当時3歳だったチャーリーが行方不明になった時、飼い主のルーシー・ロバートソンさんとハナ・ロバートソンさんは「深い悲しみ」に暮れた。

外飼いの猫だったチャーリーは、毎日街をうろついていたが、引っ越したばかりの4月のある日、二度と家に帰ってこなかった。

家族は何カ月も捜索したが、手がかりは全く見つからなかったという。

しかし先月、ルーシーさんの30歳の誕生日に「ありえない」ことが起こった。獣医から電話があり、チャーリーが見つかったと告げられた。

ハナさん(37)は10年前、それまで住んでいたカーフィリー郡ニューブリッジから、十数キロ離れた同郡アバーカーンに引っ越した。

ハナさんによると「少し気が強い」チャーリーは、それから3日もたたないうちに姿を消したという。

BBCラジオ・ウェールズの朝の番組でハナさんは、「1、2件の通報はありました(中略)彼女を探そうとしましたが、なかなか見つられませんでした」と語った。

「私たちは決して希望を捨てませんでした。でも残念なことに、彼女を見つけられませんでした」

ルーシーさんも、周囲に尋ねたりフェイスブックに投稿したりしたにもかかわらず、チャーリーの痕跡は全く見つからなかったと話した。

「本当に胸が張り裂けそうでした。ひかれたんじゃないか、もうこの世にいないんじゃないかと、とても怖かった」

しかし今年の7月29日、ハナさんはアバーカーンの動物病院から、チャーリーが見つかったという電話を受けて「呆然とした」と話した。

黒髪で白いトップスを着た2人の女性がカメラを見ている

画像提供, Lucy Robertson

画像説明, ルーシーさん(左)とハンナさんは、チャーリーが行方不明になった当時、何度も情報提供を求めたという

近隣の住民が、茂みの中にいるチャーリーを見つけ、野良猫だと思って数週間えさを与えた後、動物病院に連れて行ったという。動物病院は、マイクロチップに記録されていた電話番号からハナさんに連絡を取った。

ハナさんによると、獣医もこの猫が10年間行方不明だったと知って「本当にショックを受けていた」という。

人懐っこいチャーリーは健康状態が非常に良く、毛並みもきれいで、ボサボサではなかった。

「彼女は冒険に出ていたんです」とハナさんは言い、チャーリーに何が起こったのかは「決して分からないだろう」と推測した。

ルーシーさんは、愛するチャーリーが自分たちのことを「すぐに」認識してくれたと語り、「そんなことは予想していなかったので、とても嬉しかった」と述べた。

「彼女はほとんど変わっていません。昔の写真と全く同じです」

ルーシーさんはまた、チャーリーは他のペットたちとの生活に慣れるには「まだ少し時間がかかる」としながらも、「確実に慣れてきている」と語った。

しかし、チャーリーは「食事と注目」をとても気に入っていて、10年前と変わらず人懐っこいという。

「今の彼女は、自分がちょっとした有名人だということを自覚しているように感じます」