米10代男性がヒンドゥー寺院で銃乱射を計画、同僚の通報で阻止=警察

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ケイトリン・ドハーティ、BBCニュース
米イリノイ州シカゴ近郊にあるヒンドゥー教寺院に対する銃乱射を計画した男性が、働いていたファストフードチェーン「タコベル」の同僚の通報によって逮捕された。現地警察が15日、発表した。
イリノイ州パラタイン在住のアレクサンドロス・パポラキス容疑者(19)は、テロ脅迫と武器不法所持の疑いで訴追され、14日に裁判所に出廷した。
当局によると、容疑者は11日に計画していた襲撃についてタコベルの同僚にメッセージを送ったところ、その同僚が当局に通報したという。
警察によると、容疑者は自らを白人至上主義者だとしており、白人以外の人々に対する憎悪について記した文書が見つかったという。
パラタイン警察のウィリアム・ノルド署長は15日、パポラキス容疑者から「懸念すべき電子通信」を受け取った人物が11日、銃乱射の計画について警察に通報したと説明。「こうした連絡が、法執行機関の注意をこの事案に向ける上で、極めて重要な役割を果たした」と述べた。
BBCがアメリカで提携するCBSが検察の話として報じたところでは、この情報提供者は容疑者の同僚とされる。
警察署長の説明では、容疑者が所有する赤いホンダRDXが11日昼、イリノイ州オーロラ郊外の「有名なヒンドゥー教寺院」の駐車場に入った。
容疑者は発砲しようとしたが、銃が故障した。そのため、母親と同居する自宅に車で戻った。
NBCシカゴによると、容疑者は同僚に電話メッセージで、銃が故障したので「超高速で」その場から逃げ出したと話した。容疑者は帰宅すると、「銃の詰まりを解消する方法をインターネットで調べ、同僚に電話をかけて銃乱射を実行するつもりだと伝えた」という。
容疑者は単独で行動していたとみられている。
警察署長によると、警官が容疑者の自宅を捜索したところ、ライフル銃、装填(そうてん)済みの弾倉、数百発のライフル弾、防弾ベストが見つかったという。
また、容疑者が作成した全8ページの文書も見つかった。そこには「過激思想」が記され、攻撃計画の記述もあったという。
CBSによると、その文書で容疑者は、自らを「ソシオパス(社会病質)的な白人至上主義者のネオナチ」と表現していた。
警察は容疑者の母親に事情を聴いたが、非協力的だったという。
現地メディアが標的になったと報じたヒンドゥー教寺院は、新たな警備対策を取ったとしている。
ヒンドゥー教徒が多いインドの外務省は、今回の出来事について、「アメリカにおける人種差別的な敵意と反インド感情に対する懸念をいっそう強めるものだ」としている。
ラジャ・クリシュナムールティ連邦下院議員(イリノイ州選出)は、この出来事に「ぞっとした」とフェイスブックに投稿。ふだん当該寺院で家族と共に礼拝しており、11日にも訪れたと語った。
シカゴ都市圏は、インド系アメリカ人の人口が最も多い国内地域の一つとなっている。









