【米中間選挙2026】 ブッシュ家の2人、民主党候補を支持 テキサス州の連邦上院議員選で

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マックス・マッツァ
米テキサス州を地盤とする、共和党の名高い政治家一族のブッシュ家で、11月の中間選挙において民主党の候補を支持する動きが出ている。同州の連邦上院の議席をめぐり、ブッシュ家の2人が、民主党のジェイムズ・タラリコ候補を支持しているとされる。
共和党から大統領になったジョージ・W・ブッシュ元大統領の娘バーバラ・ブッシュ氏は、民主党のタラリコ氏の選挙運動に献金したと報じられている。元大統領の弟、ニール・ブッシュ氏も、タラリコ氏を支持すると発言している。
共和党のケン・パクストン候補は同党の予備選で、ニール・ブッシュ氏に勝って党の候補となった。それだけに、ニール氏が民主党候補を支持するのは、政治的な負け惜しみに過ぎないと批判される可能性もある。
しかし、ブッシュ家の動向は来月の選挙において、共和党に不満を持つ一部の有権者に影響を与える可能性もある。テキサス州では1988年以降、民主党候補が上院議員の議席を獲得したことはない。

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世論調査によると、11月3日の中間選挙を前に、パクストン氏とタラリコ氏は互角の戦いを繰り広げている。中間選挙では、どちらの政党が連邦議会の多数派を占めるかが決まる。
ニール・ブッシュ氏は、自分がパクストン氏を支持しないのは、ドナルド・トランプ大統領が2020年の大統領選挙で自分はジョー・バイデン氏に負けていないと主張するのを、パクストン氏が手伝ったからだとしている。
ニール氏は20日遅くにフェイスブックへの投稿で、期日前投票が始まったのを受けて、自分はタラリコ候補に投票したと書いた。
「私の投票の動機は二つある。ケン・パクストンの経歴に対する深い懸念が一つ。そして、ジェイムズ・タラリコから見てとれる、彼の人格と信念が本当に素晴らしいと思うからだ」と、ニール氏は書いた。
実業家のニール氏に政治家としての経歴はない。1988年に破綻したシルヴァラード貯蓄貸付組合の理事を務めていたことで知られる。この破綻により、納税者は10億ドル以上の損失を被った。
一方、選挙資金記録によると、バーバラ・ブッシュ氏はタラリコ候補を支援するために同候補を支える政治活動委員会に2500ドル(約40万円)を寄付したとされる。
BBCはバーバラ・ブッシュ氏にコメントを求めた。

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数々の政治スキャンダルを乗り越えてきたパクストン氏は、かつてテキサス州議会で共和党議員によって弾劾されたことがある。
パクストン候補は2022年にはテキサス州司法長官の座を巡り、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(ジョージ・W・ブッシュ氏の弟)の息子、ジョージ・P・ブッシュ氏を共和党予備選で破っている。
ブッシュ家とトランプ氏の関係は、2016年大統領選の共和党予備選でトランプ氏がジェブ・ブッシュ氏を破って以来、複雑なものとなっている。
故ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領は以前、トランプ氏を「ほら吹き」と呼び、2016年の大統領選では民主党のヒラリー・クリントン候補に投票したことを認めていた。
その息子のジョージ・W・ブッシュ氏も、トランプ氏を遠回しに批判している。トランプ氏はイラク戦争開戦の責任者だとして、ジョージ・W・ブッシュ氏を繰り返し非難してきた
ただし、ジョージ・P・ブッシュ氏は過去の自分の選挙戦では、トランプ氏への支持を表明していた。












